仁和寺-4

仁和寺 宸殿

仁和寺 御殿の「宸殿」は、御殿の中心建物で式や式典に使用されます。

現在の宸殿は、亀岡末吉氏の設計で竣工は1914年。

南側は寝殿造風ですが、内部、そして北側から見ると書院造というデザインです。

仁和寺 宸殿

宸殿の内部は三室からなり、写真は上段の間です。

亀岡末吉氏による意匠、床・床框に螺鈿(らでん)細工が施された本格的書院が見どころです。

襖や壁などの絵は全て原在泉氏の作品です。

仁和寺 北庭

宸殿の北側にある「北庭」と呼ばれる池泉式の庭園です。

斜面を利用した滝組に池を配置し、築山に飛濤亭、その奥に中門や五重塔を望む事ができます。

仁和寺 黒書院

仁和寺 御殿の「黒書院」は、旧安井門跡の寝殿を移築し改造したもので、設計は安田時秀氏、竣工は1909年です。

内部は6室からなり、柱や天井の格子、障子の縁などを黒漆で塗ったことから「黒書院」と呼ばれています。

仁和寺 霊明殿

仁和寺の院家であった喜多(北)院の本尊 薬師如来坐像を安置する為に建立された仁和寺 御殿の「霊明殿」 。

こちらの設計も亀岡末吉氏で、竣工は1911年です。

亀岡氏の手による繊細で現代的なデザインが見どころです。

仁和寺-3

仁和寺 勅使門

仁和寺 御殿の「勅使」です。

設計は亀岡末吉氏、竣工は1913年。

伝統的な和と、現代的ともいえる亀岡氏の作風がミックスした、大変豪華で個性的な意匠に彩られたです。

仁和寺 勅使門

勅使扉です。

仁和寺 勅使門

勅使門の大瓶束と笈形、蟇股です。

この意匠に目もくれず「中門」へと向かわれる方が多いので、勿体ないなといつも感じます。

仁和寺 白書院

仁和寺 御殿の「白書院」は、1887年に仁和寺御殿が焼失した後、仮宸殿として1890年に建てられました。

宸殿が再建された後、白木の柱を用いたことから「白書院」と呼ばれるように。

仁和寺 南庭

宸殿の南側にある庭ということで「南庭」と名付けられた庭園です。

シンプルな庭園ですが、数ある京都の庭園の中でも大変印象に残る庭園の一つです。

仁和寺-2

仁和寺の「五重塔」は、八坂の塔、東寺 五重塔と共に、京都を代表する五重塔の一つです。

仁和寺 五重塔

二王門と同じ和様でまとめられ、建立も同時期の1644年です。

一層目から五層目まで、塔の横幅の変化が小さいため、高さの割に安定感・安心感を感じさせるデザインです。

仁和寺 五重塔

五重塔の一層目、二層目に寄ったカットです。

疎組の斗きょう、間斗束、平行垂木、連子窓、蛇腹支輪、長押など...

一見しただけで和様らしさが伝わってきます。

仁和寺 金堂

仁和寺の「金堂」は、京都御所の紫宸殿を移築し改装したものです。

現存する最古の紫宸殿で、国宝に指定されています。

仁和寺 金堂

向拝の上にある留蓋瓦は、亀に乗るのは黄石公(こうせきこう)という仙人です。

黄石公は永遠の象徴として安置されています。

仁和寺 鐘楼

金堂の西側に建つ袴を穿いたような袴腰式の「鐘楼」です。

鐘楼は鐘を吊っている建物で、鐘を鳴らして時を知らせる施設です。

仁和寺-1

「仁和寺」(地図)は、光孝天皇が仁和2年(886年)に建設を始め、宇多天皇により、仁和4年に完成しました。

仁和寺

しかし、応仁の乱で伽藍は全焼。寛永年間に徳川幕府により伽藍が再整備されました。

仁和寺 二王門

仁和寺の三門「二王門」です。1630年代後半から1644年頃の建立です。

知恩院 三門、南禅寺 三門と共に京都の三大三門の一つに数えられます(諸説あり)。

先の二つの三門が禅宗様であるのに対して、こちらは和様でまとめられています。

仁和寺 二王門

二王門に全景から寄ったカットです。

疎組と呼ばれる和様独特の斗きょうの配列が良く判ります。

仁和寺 中門

二王門を通って正面に見える「中門」です。

二王門と金堂の中間に位置して、伽藍主要部への入口にあたります。

仁和寺 中門

中門の妻飾です。

いわゆる二重虹梁蟇股というタイプの妻飾です。

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