京都御所-4

京都御所

室町時代以降、明治天皇が東京に還られるまで、天皇陛下の日常の生活の場として利用されていた「御常御殿」

入母屋、檜皮葺き、書院造の、15室からなる京都御所内で最も広い建物です。

上の写真は庭園「御内庭」に面する東側のファサードです。

京都御所

御常御殿の前面(東側)に広がる庭園「御内庭」

京都御所

御内庭は遣水を表現した庭園です。

平安時代の人々は、曲がりくねった水の流れに特別な感情を抱いたそうです。

京都御所

御常御殿の南側は、東側とは打って変って寝殿造の様相です。

京都御所最大の建物ですから、部屋のデザインも、機能に従って変化があって当然といったところでしょうか。

京都御所

御常御殿の南西側に隣接している「御三間」

一見して書院造です。

七夕や盂蘭盆会などの内向きの行事に使われました。

京都御所-3

京都御所

様々な儀式が行われ、武家との対面にも利用された「小御所」

外観は寝殿造の様相ですが、内部は書院造、しかし床の間などの座敷飾りはありません。

現在の建物は1958年に、1956年に花火が燃え移り焼失した旧建物を忠実に再現したものです。

京都御所

小御所の蔀戸は上下二段に分け上部を外側に跳ね上ています。

京都御所

「蹴鞠の庭」を挟んで「小御所」の北側にある「御学問所」。

内外観ともに書院造で、学芸関係の儀式や臣下と対面される行事で利用されました。

京都御所

「小御所」と「御学問所」の前面(東側)に広がる池を中心とした回遊式庭園「御池庭」

京都御所-2

京都御所

京都御所の建築群の中で、重要な儀式を執り行う最も格式の高い建物

江戸時代末1855年に再建された入母屋、檜皮葺、寝殿造りの宮殿建築です。

長押から上部は、斗きょうがあり、寺院建築の影響を大きく受けている様子。

京都御所

紫宸殿の垂木は、三段に重ねられた三軒で、非常に珍しいです。

斗きょうは和様と禅宗様のそれぞれの特徴が確認できます。

京都御所

紫宸殿の開口部は、蔀戸を内側に跳ね上げ、御簾がかけられています。

外から見ると、開放的で、すっきりしたデザインを実現しています。

京都御所

天皇陛下の日常の生活のための建物として利用されていた「清涼殿」

後に「御常御殿」に日常生活の場が移り、儀式の際に利用されることになります。

蔀戸を内側に跳ね上げ、簾をかけているのは紫宸殿と同じです。

京都御所-1

京都御所は、1331年から1869年の間、皇居として歴代天皇がお住まいになられた、日本の宮殿の一つです。

京都御所

長い歴史の中で、京都御所の建築群は、火災等が原因で度々建替えられてきました。

現在の建築群は、一部を除いて、1855年に建てられたものです。

その前の1790年の再建の際に、古い時代の住宅建築のデザインが取り入れられました。

寝殿造りから書院造りへの日本の住宅の変化の歩みを垣間見ることが可能です。

京都御所

参内した者の控えの間「諸大夫の間」

身分によって通される部屋が違います。

格の高い順に、襖の絵にちなみ、「虎の間」(写真の一番手前)、「鶴の間」、「桜の間」と呼ばれています。

「諸大夫の間」は、「桜の間」を指していていましたが、建物の総称になっています。

京都御所

御所の正面入口、正門「建礼門」

天皇陛下や国賓が御所を訪れるときや特別な行事が開催される際に開門されます。

京都御所

紫宸殿の南正面、建礼門の北に位置する門「承明」

天皇行幸や上皇御即位後の出入りに用いられます。

京都御所

大正天皇の即位礼にあたり建設された「春興殿」。

銅板の「屋根」と「樋」が一体となったデザインが素敵です。

プロフィール

建築ブックマーク

Author:建築ブックマーク
国内外の建築作品・街並みなどを紹介しています。

6月16日2017年よりブログを再開しました。あちらこちらに散らばったコンテンツをまとめ中!

ご支援のお願い

HP http://www.kbookmark.com/

Mail kbookmark@gmail.com

月別アーカイブ

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: