アムステルダム 郊外の建築作品-2

アムステルダム・スローテルダイク駅

オランダでは新しい駅も日本とは比較にならないぐらいデザインに力が入れられ個性が豊かです。

その中の一つ「アムステルダム・スローテルダイク駅」(地図)の9・10番ホームです。

設計はMovares、竣工は2008年。

部材のメンバーは極限まで絞り込まれ、透明感にあふれる、まさに近未来の駅という感じです。

アムステルダム・ベイルマー・アレーナ駅

これまで見てきた駅の中で、一番の衝撃を受けた「アムステルダム・ベイルマー・アレーナ駅」(地図)。

設計はニコラス・グリムショウ氏、Jan Van Belkum氏、Arcadis、竣工は2007年。

オランダ国鉄とメトロが乗り入れるアムステルダム・アレーナ・スタジアムの最寄駅です。

屋根のトップライト以外の部分にはオレゴン・パイン(米松)が利用されています。

ING銀行本部ビル

アムステルダム・ベイルマー・アレーナ駅近くに建つ「ING銀行本部ビル」(地図)。

設計はトン・アルベルツ氏、マックス・ファン・フート氏、竣工は1986年。

まるで大学のキャンパスのように、10棟の建物が一つの街並のようにデザインされています。

外壁は、防音や太陽光エネルギーの有効活用を考えて垂直面がほとんどありません。

インテル・ホテルズ・アムステルダム・ザーンダム

アムステルダム郊外「Zaandam」駅近くに建つ「インテル・ホテルズ・アムステルダム・ザーンダム」(地図)。

設計はWAMアーキテクテン、竣工は2010年。

周辺は大規模な再開発計画が進められていて、このエリアのランドマーク的な建物です。

インテル・ホテルズ・アムステルダム・ザーンダム

この地方に伝わる緑色の小さな木造住宅を寄せ集め、積み上げたような外観のデザインは大変個性的です。

アムステルダム 郊外の建築作品-1

ING-House

アムステルダム南部、メトロ「Amstelveenseweg」駅近くに建つ「ING-House」(地図)。

設計はメイヤー・エン・ファン・ショーテン・アーキテクツ(MVSA)、竣工は2002年。

オランダの「INGグループ」の本社ビルで、その形状から「シュー(靴)」の愛称で呼ばれています。

建物内にはマイケル・ファン・ゲッセル氏がデザインした6つの庭園があります。

ヴィニオリ

アムステルダム南部、メトロ50,51号線「Zuid」駅近くに建つ「ヴィニオリ」(地図)。

設計は東京国際フォーラムの設計で日本でも知られるラファエル・ヴィニオリ氏、竣工は2005年。

大きな亀裂が入ったようなデザインが特徴で、ビルの設計者の名前がそのままビルの名称になっています。

ヴィニオリ氏にとって実現した初のヨーロッパでの作品です。

イト-・タワー

「ヴィニオリ」の南側に建つ「イト-・タワー」(地図)。

設計は伊東豊雄氏、竣工は2005年。

伊東氏のウエブサイトや日本の建築雑誌などでは「オフィス・マーラー4 ・ブロック 5」という作品名で紹介されています。

壁面の所々に設けられた大きな開口が特徴です。

ザ・ロック

こちらも「Zuid」駅近くに建つ高層ビルの一つで、「エリック・ファン・エゲラート・オフィス・タワー(ザ・ロック)」(地図)。

設計はエリック・ファン・エゲラート氏、竣工は2009年。

ガラスと岩でデザインされたSFチックな高層ビルは、大変個性的なデザインです。

このデザイン・コンセプトが面で展開されていたら、さらに個性的な街並みが形成されていただろうなと感じます。

オクラホマ

高齢者用の100戸からなる集合住宅「オクラホマ」(地図)。

設計はMVRDV、竣工は1997年。

個人的にオランダの建築で真っ先に思い浮かぶのがこの作品で、オランダの現代建築の代表作の1つ。

日本の一般的な集合住宅では絶対に考えられない、長さとボリュームを持つキャンティレバーには恐怖を覚えます。

アムステルダム ミュージアム広場界隈の建築作品

アムステルダム国立美術館

ミュージアム広場に隣接する美術館の一つ「アムステルダム国立美術館」(地図)。

設計はコンペで選ばれたピエール・カイペルス氏、竣工は1885年。

ゴシックとルネサンスが融合したようなデザインは、「アムステルダム中央駅」に通じるものがあります。

2003年からスペインの建築家アントニオ・クルス氏、アントニオ・オルティス氏の設計で改装工事が進められ、2013年再オープン。

ゴッホ美術館

ミュージアム広場に隣接する美術館の一つ「ゴッホ美術館」(地図)。

ヘリット・リートフェルト氏が設計し1973年に竣工した本館と、黒川記章氏の設計で1999年に竣工した半円の別館で構成されています。

名前の通りゴッホの作品を管理・展示する美術館で、ゴーギャン・ロートレックなどの作品も展示されています。

アムステルダム市立美術館

ミュージアム広場に隣接する美術館の一つ「アムステルダム市立美術館」(地図)。

ゴッホ、カンディンスキー等々21世紀はじめまでの近現代美術作品を収蔵しています。

設計は、写真右側、赤煉瓦の旧館がアドリアン・ヴィレム・ヴァイスマン氏で竣工は1895年、白い新素材の増築部分の設計はベンサム・クローウェル・アーキテクツで竣工は2012年です。

アムステルダム市立美術館

アムステルダム市立美術館の増築部分の大きな庇の張り出し長さは約12.5mです。

この見た感じから「バス・タブ」と呼ばれています。

コンセルトヘボウ

こちらもミュージアム広場に隣接する建築作品の一つ「コンセルトヘボウ」(地図)。

設計はA.L.ファン・ゲント氏、竣工は1886年。

2000人収容の大ホールと450人収容の小ホールからなる音楽ホールです。

ネオ・ルネサンス様式と新古典主義が融合した正面ファサードは、品格と愛らしさを兼ね備えた印象に残るデザインです。

アムステルダム 東部湾岸地区の建築作品

アイ・タワー

KNSM島へ渡る橋の畔に建つ、一帯では比較的高層の建物でランドマーク的な存在の「アイ・タワー」(地図)。

設計はノイトリング・リーダイク氏、竣工は1998年。

直方体から切り取られたコーナー部分や長いスリットが、単調になりがちなファサードに変化を与えています。

地下に駐車場、1階には商店が配置され、20タイプ68戸の住戸が設けられています。

ザ・ホエール

「ザ・ホエール」(地図)、クジラという名の集合住宅及びオフィスです。

アムステルダムを代表する現代建築の一つです。

設計はフリッツ・ファン・ドンヘン氏、竣工は2000年。

光を多く取り込むために屋根に傾斜がつけられ、結果、ユニークな住戸のプランが実現しています。

パイソン・ブリッジ(ボルネオ・スポーレンブルグ橋)

スポーレンブルグ島とボルネオ島を結ぶ「パイソン・ブリッジ(ボルネオ・スポーレンブルグ橋)」(地図)。

設計はWEST8のエイドリアン・グース氏、竣工は2001年。

オランダでは、跳ね橋をよく見かけますが、長さ約90mの歩行者専用の固定橋です。

船が橋の下を行き来するため、橋の中央部で高さを稼ぐためにこのような形になっているのだと思います。

KNSMハウジング - ハンス・コールホフ・ウイング

KNSM島の再開発はヨー・クーネン氏がマスタープランを手掛け、さらに数名の建築家が複数の集合住宅を設計しています。

まずはドイツ人建築家ハンス・コールホフ氏設計の「KNSMハウジング - ハンス・コールホフ・ウイング」(地図)、竣工は1994年です。

海辺にあるのに海が見えない住戸を減らすためのユニークなプランニングが特徴です。

KNSM・アイランド・タワー

ヴィール・アレッツ氏設計の「KNSM・アイランド・タワー」(地図)、竣工は1996年です。

KNSM島では唯一の高層の集合住宅で、地域のランドマーク的な存在です。

オランダの集合住宅というよりも日本の集合住宅のようなデザインです。

アレッツ氏は日本の建築の影響をかなり受けているように感じました。

KNSMハウジング - ブリュノ・アルベール・ウイング

ベルギー人建築家ブリュノ・アルベール氏設計の「KNSMハウジング - ブリュノ・アルベール・ウイング」(地図)、竣工は1993年です。

長方形の中庭型プランに円形の中庭型プランをはめ込んだ集合住宅です。

外壁には赤レンガ、建具やアクセントに白が用いられていて、アムステルダム中央駅のような近代建築を連想させるデザインです。

KNSMハウジング - ヨー・クーネン・ウイング

KNSM島の再開発計画のマスタープランを手掛けたヨー・クーネン氏設計の「KNSMハウジング - ヨー・クーネン・ウイング」(地図)、竣工は1995年です。

KNSM島の東端に位置する円形の中庭型集合住宅でランドマーク的な作品です。

アムステルダムには多くの集合住宅がありますが、私が見学に訪れた限り、円形の中庭型集合住宅は他に見なかったです。

アムステルダム 中央駅界隈の建築作品-3

アイ・フィルム・インスティテュート・オランダ

アイ湾を挟んでアムステルダム中央駅の北側に建つ「アイ・フィルム・インスティテュート・オランダ」(地図)。

設計はデルガン・マイスル氏、竣工は2012年。

オランダ国内外の映画に関する資料を収集、保存、展示する博物館です。

ラ・グラン・クール

アムステルダム中央駅の西約700mのところに建つ「ラ・グラン・クール」(地図)。

設計はメイヤー・エン・ファン・ショーテン・アーキテクツ(MVSA)、竣工は2008年。

「大きな中庭」という意味のこの作品は、3つの中庭、250の住戸と商業施設、地下駐車場で構成されます。

周辺は再開発が進められ、新しく建設された集合住宅が軒を並べます。

パレス・オブ・ジャスティス

裁判所を中心とした巨大な複合施設「パレス・オブ・ジャスティス」(地図)。

設計はクラウス・エン・カーン・アーキテクテン、竣工は2010年。

外壁には5種類の材料が使われ、屋外に植えられた植物が成長すると外壁は緑の壁に変化します。

中庭の配置が大変ユニークで、今までに見たことがないプランを実現しています。

コップ・ファン・ディーメンストラート

オフィス・スペースを含む集合住宅「コップ・ファン・ディーメンストラート」(地図)。

設計はテクトン・アーキテクテン、竣工は2009年。

オランダではキャンチレバー等で大きく建物を張り出させ、その下部に半屋外的な空間を造る手法がよく用いられています。

この作品は片持ちではありませんが、この空間が特に巨大です。

シロダム

オランダを代表する現代建築の一つ「シロダム」(地図)。

設計はオランダの建築家集団MVRDV、竣工は2002年。

アイ湾に向かって伸びる防波堤の先端部分で、海の上に建つユニークな集合住宅です。

レゴ・ブロックを重ねたような外観ですが、概ねこの色の違いによって住戸タイプがまとめられています。

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