神戸 北野界隈の異人館

神戸の北野界隈は、一般的には、幕末から明治にかけて来日した外国人達の住宅「異人館」で有名です。

北野の特に北側のエリアに、コロニアルスタイルの建物が点在し、「異人館巡り」は神戸観光の定番です。

今回は、数ある「異人館」の中からピックアップして紹介していきます。

北野物語館(旧M.J.シェー邸)

RIN'S GALLERYの北野坂を挟んだ向かいにある「北野物語館(旧M.J.シェー邸)」(地図

1907年に竣工したコロニアルスタイルの木造の洋館です。

阪神大震災で全壊認定を受けたため取り壊す予定でしたが、2001年に現在の場所に移築されました。

2009年からスターバックスが1階に店舗を構えています。

2階では異人館に関する資料や洋画家小松益善の作品が展示されています。

萌黄の館(旧シャープ邸)

北野町広場の西側に建つ「萌黄の館(旧シャープ邸)」(地図

設計はイギリスの建築家アレクサンダー・ネルソン・ハンセル氏、竣工は1903年です。

ペンキ塗りの板張りの外壁、張り出し窓、鎧戸、1階の開放ベランダ、赤れんがの化粧積の煙突など...

典型的なコロニアルスタイルの異人館です。

風見鶏の館

北野町広場の北側に建つ「風見鶏の館(旧トーマス邸)」(地図

設計はドイツの建築家ゲオルグ・デ・ラランデ氏、竣工は1909年です。

1977年に放映されたNHK連続テレビ小説「風見鶏」の影響で、北野の数ある異人館の中でも象徴的な存在です。

しかし、建築的には他の異人館とは全く別のもので、萌黄の館と見比べると違いがよくわかります。

内部の意匠はドイツの伝統様式の中に、アールヌーヴォーの影響が大きく見て取れます。

うろこの家

北野の坂道を登りきった所にある「うろこの家」(地図

設計者は不明、竣工は1905年です。

外壁の天然スレートの形が魚の鱗に見えることから「うろこの家」と呼ばれています。

神戸旧居留地に建設されましたが、後に外国人たちが北野に移り住んだため、大正時代に移築されました。

館内のインテリアは当時のものが残されています。

ラインの館

北野の異人館の中で唯一無料で公開されている「ラインの館(旧ドレウェル邸)」(地図

こちらも設計者は不明、竣工は1915年です。

下見板張りペンキ塗りの外壁、1階の開放されたベランダ、出窓、鎧戸など...

北野界隈の異人館の典型的なデザインが見て取れます。

北野の異人館を全て見て回ろうとすると、金銭的にも、時間的にも、体力的にも結構大変です。
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