大阪 肥後橋界隈の建築作品-1

大同生命大阪本社ビル

肥後橋交差点の南東角に建つ「大同生命大阪本社ビル」(地図)。

設計は一粒社ヴォーリズ建築事務所・日建設計、竣工は1993年。

1925年に竣工したウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏が設計したビルを建替えた作品です。

旧ビルのデザインやテラコッタなどが部分的に取り入れられていて、新旧が上手くまとめられていると思います。

低層部は大胆に絞り込まれていて、これが外観上の特徴になっています。

山内ビル(旧山内法律特許事務所)

肥後橋の交差点から西に細い一方通行を少し進んだ所に建つ「山内ビル(旧山内法律特許事務所)」(地図)。

設計は今北乙吉氏、竣工は1930年(1933年という資料も)。

一見、スクラッチタイルのようですが、ワイヤーで切り取った粗面タイルが使われています。

エントランス周りから4階飾り窓への縦方向のデザインは必見です。

山根商店

山内ビルからさらに一方通行を西へ進むと「山根商店」(地図)が見えてきます。

設計者、竣工年などの詳細は不明ですが、昭和初期に建てられたそうです。

戦後の建物にはない遊び心とどこか愛嬌のある意匠が、背後に建ち並ぶ中之島の高層ビル群と対照的です。

都市風景のコントラストを鮮明にします。

船町ビル

山根商店の前の道を南に進むと土佐堀通に面して「船町ビル」(地図)が建っています。

設計者は不明、竣工は1937年です。

奥に細長い台形の敷地に、正面性を強く意識させるファサードとプランを持ってこれるのはすごいなと感じました。

現在の建築家に設計をお願いしたら、このデザインは産まれないでしょう。

ダコタハウス(旧大平ビル)

船町ビルから土佐堀通を約250m西に建つ『ダコタハウス(旧大平ビル)」(地図)。

設計者は不明、竣工時期も不明ですが、大正から昭和にかけての1925年ごろだそうです。

落ち着きのあるレトロな雰囲気にまとまっていますが、よく見るとデザイン要素が複雑に組み込まれています。

船町ビルと同様、当時このビルのデザインにかかわった方の力量を感じさせます。
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